Artmic8neoによるアニメーション映像『Elephant SANTIE』製作の日記
3日ほど東北の旅に出ていて、その間製作がSTOPしていたので作業開始。
天炎くんの立体が恐ろしく早く出来ているのにびっくり!
また、造形の美しさ、細部へのこだわり、どれをとってもgood!
ぜひ一度ご覧いただきたい。
いのちを吹き込む。割り付け(写真1)。
つまり、複数のセルを組み合わせて、どのように動けば良いのか指定してあげる。
さながら演技指導だ。
例え『絵』であったとしても、単なる被写体としては捉えたくない。
ちゃんと『演技』をさせてあげたいわけさ。
そう演技者、俳優だ。
だから神経を使う。
そうしておいて、(写真2)のように撮影をする。
画面のどの位置にいてほしいのか、ピクセルで指定してあげる。
この数値を誤ると、とてもへんな映像になっちゃうんだねえ(笑)。
それはそれで面白かったりするので、なかなか捨てられないんだけどさ。
空を描く。
実は一番大変なのがこれ。
絵の具でベラっと塗るのであれば簡単なんだけど、色えんぴつでこのサイズを塗りつぶすとなると大変ですわな。数本使い切ります。
大事な色は沢山あるんだけど、ちょっと白(White)を紹介しておきたい。
白もれっきとした『色』ですから。
色えんぴつに於いても絵の具同様、『白』というのは絵の行方を左右します。
ぼかすのに使ったり、傷をつけるようにして強調のラインにしてみたり。
この空の絵の場合、仕上げに白を使った他、雲の黄色い部分、お判りでしょうか?
これはまず白で画用紙に『傷をつけるようにしておいて』他の色を彩色しました。
この他にも絵全体の引き締めに使ったり用途は人それぞれでしょうが、Artmic8neoの場合、最終的に絵全体の大きな変化をもたらす色。
つまり一発逆転の可能性を含んだ色。
そうJoler(ジョーカー)だと思っているんです。
B3サイズ。スキャナーでバラバラに取り込んだ後にパノラマ合成。ある程度の大きさにこだわる訳は、ティアナワンガの巨大さを表現したいから。ほんとはね、もっと大きくしたい所だけど、そうするとパソコンがもたない。。。(苦笑)。ミニマックが欲しいな。
背景はたいていの場合巨大サイズの原画になります。カメラをPANする時に、必要になってくるんです。
あー疲れたぜ。描くのはさほど疲れません。大きな絵は、画像処理が疲れるんです。
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◎Qwankaw-mha-kaowavu(クヮンカウ・マー・カオワブの樹)
ティアナワンガの象徴とも言うべき大木。森のほぼ中央に位置し、さらに太古の昔よりティアナワンガを見守りつづけている。
樹の上部はおそらく豊富な水分が蓄えられていて、ぷっくりと膨らんだ形になっている。また最上部にはリスの一種であるビコーの住処となっているが、サンティエ他『地上のもの』の大半ははこのことを知らない。
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Artmic8neo
イラストレーション作家、アニメーション作家。 映像作品に『Elephant SANTIE(シリーズ)』、『The lost planet』他。
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