シンドバッドの航海

さて、僕がElephant SANTIEを作るきっかけになったのは『シンドバッド』を色えんぴつで表現してみたいと思ったのが発端だ。
それまでアニメーションなどやったことがなかったので、とりあえずどんなことができるのか、実験からはじめてみよう。
実験をしようと思った時に、すでに象をモチーフにしようと考えていました。
《ティアナワンガ》というジャングルのネーミングもすぐに思いつきました。
実はね、このジャングルの名前。某有名SF映画の中に台詞として出てくるんですよ(笑)。といっても、映画の中では別にジャングルの名前ではありません。
異星人のしゃべる異星語で、はっきりとも聞き取れないと思いますが、僕には《ティアナワンガ(またはデワナワンガ)》に聞こえるんです(笑)。

ともあれ最近その《シンドバッド》への思いが膨らんでしょうがないなあ。
でもこれをやるにはまだ足りないものが沢山あって、今は無理。
SANTIEも送り出してやらにゃあならんしね。
正に僕自身が今果てしない物語の中にいる。
だからどんなことが出来るのか、それを今の作品で探っていきたい。
『シンドバッドの航海』ラフスケッチ
5年以内にシンドバッドを実現させたい。

ひょっとすると、その頃は色えんぴつではなかったりして(笑)。
色えんぴつの良さと、悪さ両方を知っているつもり。
きっとSANTIEの3作目を作り終わったら、一度色えんぴつから離れた作品を作るでしょうね。
そう、次はホラーとかやりたいなんて思ってるんです。

けど、今の作品はまだまだ完成しません。
作画はつづきます。
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